水力発電所再生事業

REGENERATION BUSINESS

水力発電をさらに発展させ再生する活動を行なっています

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三峰川電力では、既存の「水力発電所」を再生させる事業を行っています。水力発電所は、もともと日本の主力電源で、且つ燃料を必要としないことから、昭和20年、30年代は、電力会社以外にも各地域で、独自の運営が行われていました。しかしながら、設備の老朽化などで休業となっている水力発電所も存在し、三峰川電力が地元の要望を受けて再生し稼働させているケースも出てきているのです。
たとえば、2011年6月に稼働した長野県茅野市の「蓼科発電所」は、1950年代に、地元の農業協同組合が建設した「農業用水を利用した、小水力発電所」です。老朽化して休業していましたが、地元のシンボルとしての存在感から復活を願う地元の声が沸きあがり、当社で、設備の改修工事を行って、再稼働させたのです。一方、広島県広島市にある「砂谷発電所」と「水内川発電所」、それに広島県北広島町にある「豊平発電所」の合計3か所の小水力発電所は、地元の発電事業者が昭和20年代より運営していたものですが、自然災害などで壊れてしまい、再生する費用が捻出されずに、そのまま「放置」されていたものです。
「是非、水力発電所の再開を!」という地域の思いを受けて、三峰川電力では、これらの発電所を譲り受け、設備更新工事を実施した上で、2016年1月15日から、継続して発電事業を行っています。

年間の発電量は、一般家庭のおよそ650世帯の年間電力消費量に相当する約324万キロワット時で、発電した電気はグループ会社の丸紅新電力に売電しています。

中国地方、特に広島県エリアでは、小水力発電事業に適した地域が豊富にある事から、今後も広島県エリアを中心に、中国エリア全域での、小水力発電事業の開発を進め、地元地域に協力・貢献したいと考えています。

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